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漫画全般あらすじ(ストーリー) ナルトから
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読書】赤・黒(池袋ウエストゲートパーク外伝)
【IWGP外伝】
「池袋ウエストゲートパーク」が面白かったんで、文庫で出版されているシリーズを全部読んでみた。
文庫では4まで出てて、この「赤・黒」は外伝
本編は、同じ主人公物の連作で、一冊に物語が3,4本入っていて、どれも面白い。
この外伝の主人公は二流の映像作家で本編とは別人。
本編に登場してくる脇役(やくざの若頭で通称サルや、少年ギャングのボスのタカシ)が主人公を助けて活躍するところわ、わくわくする。
 話としては、バカラで借金を抱えた主人公が一発逆転を狙い、カジノの上がりを四人の他人と共に襲撃するところから幕を開ける。
襲撃は成功するが、四人の中に裏切り者がいて報酬は奪われた上に、罠に嵌められて、やくざに売られてしまう。
 やくざに売られたら即、殺されるのかと思ってたら、最近のやくざはそうでもなくって借用証書に捺印されられて、死ぬまで、金を稼がさせられるって事もあるらしい。
主人公もそうさせられようとしたが、報酬を奪った犯人を探し、お金を取り戻すことで、やくざの面子を保ってやろうと啖呵を切る。
やくざのボスもその啖呵が気に入り一ヶ月間、猶予が与えられる。
そこに、本編の脇役サルが主人公のお目付け役として登場して、犯人探しを手伝うこととなる。
このサル、もちろん、やくざなんで冷酷な時は冷酷だけど、それだけではなく、頭が切れて、男気があり、なかなか魅力的な人物。
そこに、主人公の恋人や、映像作家としての仕事などの話も絡んできつつ、物語はスピーディに展開していく。
これ以上話を書くと読んでも面白くなくなるので、興味があれば読んでください。
 ところで、石田衣良。現在の社会・経済状況や、人心の荒廃、毎日100人以上が自殺している日本の将来に関して心配してるようで、そこらへんに一番魅力を感じる。
今読んでるエッセイ「空は、今日も、青いか」にも
「勝ち組と負け組みと間単に人をふたつに分けて、浅いとこでわかった顔をする時代」を嘆いている。ま、本人は明らかに勝ち組だから何とでも言えるけどね。
少なくとも、不確かな時代でもあきらめないで、「今をいきいきと生きて、自分のいる場所でベストを尽くし、大切な何かを守って欲しい」と願っているようだ。本でエールを送っているのだろう。
「赤・黒」で以下のように、サルに言わせている。
「どんな組織でも、その場の状況より、そいつ個人の力が上ならなんの心配もない。組織なんて鉄棒といっしょさ。ぶらさがってりゃ、苦しくてたまらない。でも一度踏ん張って
鉄棒を跨いじまえば、あとは座ってるだけでいい。別に尻の肉は疲れないだろ。」
組織に属しててもしてなくても、勇気の湧いてくる言葉だと思う。
読みやすく、面白く、感銘を受ける言葉もあるので
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